弟くん不登校問題〜人生の棚卸し③〜

めぐログ〜人生の棚卸し〜
 

野良猫ロックマン愛好家の皆様、こんにちは!
3度の飯より恋が好き♡自立系修行女子(根本裕幸先生お弟子5期で修行中)のめぐです!

 

争い事が苦手な私。。。
武闘派とは認めたくないので、自立系修行女子と名乗ってみましたw

今日は、人生の棚卸し第3弾、私の弟くんが登場します。

弟くんに関する出来事は、私の人生においてかなり衝撃的出来事で、トラウマになっちゃってた部分もあります。出来事の振り返り。

弟くん不登校問題

私には3つ下の弟います。

私が小学校6年生、弟くんは小学校3年生の時の話。

 

冬休みが終わって今日から学校が始まるという1月のある日、彼は、朝起きてきませんでした。

朝寝坊するタイプでもないし、いつもなら母が声をかければ割とすぐに起きて朝ごはんを食べに来るのに、様子がおかしい・・・

 

様子を見に行って戻ってきた母は、泣きそうな声で

「〇〇(弟くんの名前)が、、起きない。。。」

 

 

ただごとではないことが起こってることが、母の表情からも読み取れました。

 

私も、慌てて寝ている彼の様子を見にいきます。

 

 

「朝だよー!起きる時間だよ」

 

声をかけても全く反応しない。

体を揺すってみる。

でも全く動かない。

石のように重くなり、硬直している身体。

 

一瞬、

死んでしまったのかと思いました。

 

でも、確かに息はしているから、生きている。

生きているのに死んでいる。まさにそんな状態。

 

「何が起こったの???」

私の頭は混乱しました。

 

よくわからないけれど、

弟くんの身に何か大変なことが起こっている。。。

 

 

結局、弟くんはその日から、朝、布団の中で石のように固まって起きてこれない日が続き、そのまま学校に行かなくなりました。

 

朝は起きれない、でも夕方頃起きてくる。昼夜逆転の生活。

ああ、これが「不登校」って言うんだなって、そんなに時間かからないうちに理解できました。

 

ちょうど「不登校」問題がニュースで度々取り上げられるようになった時代でした。

他人事と思っていたことが、自分の家族で起こるなんて、信じられなかった。

 

朝の集団登校で

「弟くん、どうしたの?なんで学校来ないの?」

って毎日のように聞かれるのが辛かったな。

 

 

 

母は深夜になると、お風呂場で一人泣いていました。

「私、あんなに毎日お母さんのマッサージしたのにー!」

助けられなかった絶望感、無力感。

もう私には何もできない、と思った。

 

と、同時に

「私まで迷惑かけられない!!!もう誰にも頼らない!!」

と、4歳で芽生えた自立心をさらに強固なものにしたのでした。

(この出来事で、私は無理やり母との心の臍の緒を引きちぎって、母を愛することをやめようとしたんじゃないかと自己分析しています。)

 

 

そして、うちは母親が小学校教諭なのに、その息子が学校行かなくなるって、何か間違っている!!

母だけでなく、この世の中の仕組みや、学校教育、世間で「正しい」と言われていることは、何か間違っているんじゃないか!!

と、社会に対する敵対心が芽生えたのでした。(⇦権威との葛藤ですね)

 

 

弟くんは、そのまま小学校3年から中学校3年まで学校に行きませんでした。

でもね、いわゆる「不登校」でしたが、友達はたくさんいて、学校が終わるとうちに弟くんの友達がいっぱい集まって

それはそれは賑やかで、ムカつくくらい笑笑

 

学校には行けないけれど、部屋から出てこない「引きこもり」って感じではなく、彼の周りはいつも仲間がいて、楽しそうに笑い声が聞こえていました。(私は一人でこんなに頑張ってるのに!って弟くんたちに「うるさーい!」って怒りをぶつけてしまったこともあったな、ごめんね。。)

弟くんは義務教育は2割くらいしか行ってなかったから、彼がこのまま大人になったら、どうやって生きていくんだろうって、私もすごく心配でした。

でも彼は「不登校」になって、しっかり「赤ちゃん〜子供」をやり直した結果、高校はフリースクールに行って、その後はちゃんと仕事もして、今では立派にパパしてます。しかも子沢山。

えらいなあ、器でかいなあ。

 

そう!あとね、この弟くん不登校になっちゃった事件の時、母からとんでもないとばっちりを受けてたんですよwわたし。

弟くんが、学校行けなくなて3日目くらい、

母が私に対して行った言葉。

「お姉ちゃんが、学校でよくできるから、〇〇(弟くん)はそれに比べてできない自分を責めて学校に行けなくなってしまった・・・」

 

「ガーーん」ですよ。

 

親に認められたくて、褒められたくて、勉強頑張ってきたのに。

それで弟くんを潰してしまったなんて。

私、小学生だし、まだまだこの時期は親の言うことは絶対って思ってる。

母は、自分が教師なのに息子が不登校になって、自分が全否定された感でいっぱいだったんでしょうね。そうやって心を保ったのかなあ、にしても、私に責任なすりつけないでよー。泣

 

 

こうして、私は自立の道を順調に歩むのでした。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!
最近、締めのセリフ「あんにょん」をどうしようか、考えてます。
でも今日はひとまず、、あんにょん♡

 

 

 

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